SDGsを体験して知る、学ぶ。

学習目的は、自然保護と社会貢献

道普請(みちぶしん)をご存知ですか?道路を直したり、建設・工事する「道づくり」のことです(広辞苑より)。このプログラムでは、世界遺産に登録された和歌山県北部に位置する高野山や、南部に広がる熊野古道を道普請する体験を通じて、平安時代から続く自然保全について学習し、実際に身体を動かして社会貢献 (Service) を行います。

 

なぜ、道普請?

DECA JAPANでは、世の中の問題をビジネスで解決する方法を学ぶ教育プログラムを提供しておりますが、みなさんのふるさと、日本の歴史と文化を身近に感じるために本プログラムを企画しました。世界の宝である「世界遺産」を自分たちの活動により後世へ残し繋げ、歴史の繋がりと私たち人間は大自然によって生かされていることを、実際に体を動かすことで目の当たりにすることが、若者たちの豊かな心の成長につながると考えています。

熊野コース

  • 研修
  • 道普請
  • ランチ
  • 熊野本宮大社参拝
  • 文化財鑑賞など

3つのハイライト

熊野本宮大社

世界遺産センターで学習

和歌山県世界遺産センターにて、道普請の準備運動として、世界遺産の価値を学習し、フィールド学習を更に効果的に行うために世界遺産入門セミナーを受講します。

道普請

体を動かし貢献

世界登録資産を大切に保全し、未来の人たちに引き継いでいくため、自然保護を実際に身体を動かし、体験して学習します。豊かな心を持って社会貢献とは何かを学びます。

koya004

熊野大社

平成7年に国の重要文化財に指定された熊野本宮大社を参拝します。

DECA JAPANは、社会貢献の一環として、和歌山県世界遺産センターの「世界遺産保全活動・道普請ウォーク」事業に参加しています。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」は2004年7月7日にユネスコの世界文化遺産に登録されました。紀伊山地の霊場と参詣道は、和歌山・奈良・三重にまたがる紀伊山地の大自然がなければ成立しなかった山岳霊場と参詣道と、周辺の文化的景観が主役であり、日本で唯一、世界でも類をみない遺産としての価値が認められています。センターでは、職員の方々による「熊野古道入門セミナー」を提供していただきます。小学生・中学生・高校生・社会人対象に合わせた内容で、はじめての方でもわかりやすいお話をしていただきます。

 

土や砂利が雨で流され道が荒れている部分があります。また、溝に小枝などが落ち込んでいる場合、雨水が上手く流れていかないため、取り除くことをします。実際に自然保全とは何か、教科書を読んだりすることよりも身体を動かして実感して学びます。

コロナ禍での開催となりますので、和歌山県世界遺産センターのガイドラインに基づいての開催となります。

ガイドラインはこちらをクリック

  

高野山金剛峯寺コース

和歌山県北部の奈良県寄りの周囲1,000m級の山々に囲まれた神聖な山。100か寺以上の寺院が密集しています。空海が山を開かれてから1200年が過ぎました。高野山の道普請プロジェクトでは、金剛峯寺を参拝します。

 

熊野本宮大社コース

熊野本宮大社の神聖な空気を感じます。かつては「熊野巫神社」(くまのにますじんじゃ)と呼ばれた神社で、熊野川の中洲(大斎原・おおゆのはら)に鎮座していましたが1889年(明治22年)の水害により、1891年に現在地に移築し再建したものです。熊野古道プログラムでは、熊野本宮大社を参拝します。

  


参加特典

記念バッジ

一生懸命に道を保全した経験を賞して「道普請」を体験した人だけがもらえる記念ピンバッジ!

参加証明書

道普請を通じて自然保護と社会貢献活動に取り組んだ参加証明書を発行します。

申込フォーム